「カメラマン」のモラル

カメラを持つと人格が変わる?? そんなことはないでしょう

太客不問のジレンマ

この界隈にはマイナスな話題が絶えない

 

ある撮影会において

いわゆる「太客」とされるカメラマンが複数回に渡り

自家用車を撮影スペースに持ち込み

自作ナンバープレート(モデル名記載)を装着し

当該モデルを撮影した。

 

まず、これを不問にした撮影会主催は言語道断である。

これはもはや「撮影会」ではない、単なる場所貸しである。

自身を「撮影会」と称するのであれば、いくら太客の行為と言っても

諌めるべきなのだ。

 

そして、この行動について、ツイッター上で堂々と指摘したものがいた。

裏垢での指摘でも攻撃でもなく、自身の本垢で堂々と、だ。

 

しかし、主催は、彼の行為を「他のカメラマンへの攻撃」とみなし

こともあろうに「出禁」処分を下し、問題の収束を図った。

 

あまりにも一方的な処分ではないだろうか。

これが、自身を「撮影会」と称する組織の判断なのか?

呆れてものも言えない。

 

太客の常識はずれの行動は今に始まったことではない。

撮影会を私物化し、一日に何枠も予約し、その枠内で遠方に遠征して帰ってくる

そういうカメラマンも実際には存在した。

 

太客の行動を不問にしてしまうと、それ以外の一般客は

参加することそのものがバカバカしくなり、その撮影会への参加を見合わせることにつながる。

 

結果、太客が残ることになるわけだが、人数も少なくまた比較的横柄で

偏ったモデルを撮影するため、枠が埋まらないモデルはやめてしまう。

結果、撮影会の体をなすことが困難になり、撮影会の壊滅を導く。

 

「撮影会」を称して数年の業界の雄が

こういうことすら認識できないという事実が露呈したわけだ。

 

カメラマン同士のトラブルを収めることすら出来ない

太客不問の姿勢は、自身の崩壊を招くのだ。

そしてそれは、やがて業界の壊滅を導く。

 

カメラ、写真に対しての

これ以上ない、冒涜行為だ。

 

断じて許してはならない。

断じてだ。